FC EXPO2日目です。我々のブースにも多くの国々から来場者が来られています。
FC EXPOにあわせて、訪日されるお客様もおられます。今日はヨーロッパのお客様との打合せで、折角来てもらったのでヨーロッパの状況について聞いてみました。
あくまで個人的な見解とのことですが、ヨーロッパは多くの国々で構成され、国によって保持している資源もことなるため、カーボンニュートラルへの取り組み方法、状況も大きく異なるそうです。
例えば、山脈と水源が豊富な国は水力発電でカーボンニュートラルを実現、揚水発電でエネルギーを貯蓄したり、一方で使用していないLNGを輸出する国があったり、或いは原子力発電による電力を輸出したりと、国と国が国境を越えて密接につながっているのがよくわかります。
そんな中で彼らが共有してくれた情報に、国別の電力マップ(Electricity Map)としてkWhあたりの二酸化炭素量を表示してくれるサイトがあります。これだけの大きなデータをどのように情報を入手しているかは不明ですが、海外から日本のカーボンニュートラルの取り組みがどのように見られているかを理解する一助になると思います。
話は戻りますが、欧州で水素を強力に推進していたドイツの経済が現在はとても軟調なため、水素利活用についても当初描いていた通りには進んでいないのが実情です。そんな中で今の注目を聞いてみたところ、オランダなんだそうです。あくまで個人の見解という注釈付きですが。
さて明日はいよいよFC EXPO最終日です。
水素社会によるカーボンニュートラルの実現に向け、明日も多くのみなさんのご来場をお待ちしております。