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通信インフラのカーボンニュートラル実現に向けて~NTTドコモ様の商用基地局向け水素燃料電池実証~

カーボンニュートラル

このたび、石川県羽咋郡志賀町にあるNTTドコモ様の携帯電話基地局を訪問し、グリーン水素を活用した燃料電池発電設備を見学しました。

NTTドコモ様は、商用基地局におけるグリーン水素燃料電池の運用実証を開始されています。北陸地域で初となる本実証では、グリーン水素を活用した純水素燃料電池を非常用電源として使用し、通信インフラの脱炭素化とレジリエンス(適応力)強化を目指しています。

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本実証の背景と狙い

NTTドコモ様では、災害時における通信サービスの継続を目的に、全国の基地局へ蓄電池やメタノール改質型燃料電池を非常用電源として配備してこられました。一方で、メタノール型燃料電池は発電時にCO2を排出するため、環境負荷のさらなる低減が課題となっていました。この課題解決のためグリーン水素を活用した純水素燃料電池による長時間稼働可能な非常用電源が求められています。

本実証では、純水素燃料電池の安定動作の確認に加え、既設蓄電池との併用運転や長期運用に向けた保守・メンテナンス方法の評価などが計画されています。これらの検証を通じて、商用基地局における水素燃料電池の実用化に向けた知見の蓄積が進められています。

当社FCモジュールが採用された通信インフラ向け燃料電池発電設備

本実証では、当社の「発電機用8kW FCモジュール」を搭載した燃料電池発電機が採用されています。

燃料電池発電機はトヨタエナジーソリューションズ様が開発・供給し、基地局設備への施工・設置はミライト・ワン様が担当されています。通信事業者、発電機メーカー、施工会社、そしてFCモジュールメーカーが連携することで、水素を活用した新しい通信インフラの実現に取り組んでいます。

当社FCモジュールは、燃料電池フォークリフト向けに培ってきた技術を基盤としており、今回のような通信基地局の非常用電源用途においても安定した電力供給が期待されます。

さらに、当社FCモジュールは通信基地局で一般的に用いられるDC48Vの電源電圧に対応しています。そのため、既設の基地局設備や蓄電池システムとの親和性が高く、既存設備を活用しながら導入しやすい構成となっています。

また、起動時間が短いことも当社FCモジュールの特長です。停電時には迅速に発電を開始できるため、バックアップ電源として通信サービスの継続に貢献します。

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当社8kW FCモジュールを採用した燃料電池発電機

おわりに

今回の実証では、当社の「発電機用8kW FCモジュール」を搭載した燃料電池発電機が商用基地局向けに採用されました。

当社はこれからもFCモジュールをはじめとしたカーボンニュートラルに貢献するコンポーネント製品の開発・販売を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

参考リンク

地域からのお知らせ(北陸) : 北陸初、商用基地局におけるグリーン水素燃料電池の長期運用実証を開始 | お知らせ | NTTドコモ